水曜は朝からErik Hollnagel先生のPlenary Lectureがありました。
やはりまだ体調が優れないところもあったのか、1時間の講演が20分ほどで終了してしまいました。でもそこからがすごかった。司会の椹木先生が場を盛り上げ、会場からどんどん質問が投げかけられて、なんと40分もの質疑応答となりました。これで1時間を完走です。なんて言うか、心ならずもご病気を患われた先生を会場全体がIncludeしたのかな?と思うと、ちょっと涙腺を刺激されるものがありました(泣いてはいませんが)。奇しくもこの日のテーマはD&Iでした。
最後にErik先生が舞台中央までゆっくり歩かれて、椹木先生と握手した瞬間は大感動してしまいました。
椹木先生、すごすぎます。心から尊敬です。
前代未聞と言えば前代未聞でしたが、最も記憶に残るPlenary Lectureになりました。
しかし、Erik先生とは数か月にわたって大変濃密なお付き合いとなりました。畑中はフライトやホテルの手配、講演のアレンジなど、とにかく来日と講演をスムーズに実現する役目を務めさせて頂きました。正直に言えば、ご体調のこともあって難しいことが大変多かったですが、講演の後は感謝の言葉を頂きましたし、ホテルを出られる際は「是非、最後に対面で御礼が言いたい」と言っていただきました。残念ながらセッションの司会のため、対面は叶いませんでしたが、きっとご満足いただけたのではないかと思います。少し大げさに、このような方をきちんとおもてなしできるのが一流国なのではないかと思います。今回はそれに微力ながら貢献できたような気がして、ちょっとした充実感を覚えました。
さて、昼休みにはMathworksの特別セミナーが行われ、三平先生が工学リテラシーの内容を紹介していました。会場を爆笑させるなど、さすがのプレゼン力でした。
TAである倉林研の折金君も登壇します。彼も笑いを取ってました。素晴らしい!
さて、このころには朝夕のプレナリー・セミプレナリーはメイン会場で仕事をし、その他の時間は展示ホールで企業イベントがつつがなく行われることを確認するという作業が定常化しています。そんなこんなで会場と展示ホールを行ったり来たりしながら一日が終了しました。
この日の夜はMarine Robots Night Festivalがあり、樋本君と大嶋君が参加しました。
そして、なんと東工大チームが優勝したそうです!(優勝とかあるんや!と思ってしまいました。何で競っていたのかいまだに理解してません。ごめん。)
ここでも折金君が賞状を受け取ります。
7/13 Congress Banquet
この日は朝からNext-Gen Faculty Interactive Session(DanielとMengmouの企画?)やら企業セミナーやらで展示ホールに張り付いていました。途中、ちょっとだけ「Control Systems for Climate Change Mitigation and Adaptation: An Urgent Call」に出ました。藤田先生がパネリストとして登壇されていました。
そしてBanquetに。ようやくMartinaとFabrizioとゆっくりしゃべれました。でも、この辺りまで来ると全く「写真を撮る」などという概念が頭から抜けていて、撮り損ないました。途中、席移動してPepeとEmanuelさんのところで飲んでいるところは全体のカメラマンが撮ってくれていたようです。
はてさて、会議もあと一日です。
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