2023年7月20日木曜日

welcome Javi & Elena

ようやくJaviとElenaの歓迎会を行うことができました。とても楽しんでくれていたようです。

2023年7月19日水曜日

IFAC World Congress Yokohama (4)

7/14 Closing Ceremony

ついに最終日です。プレナリーはTUMのサンドラさんです。サンドラさんは元東工大藤田研のポスドクで半年間だけご一緒しました。つい最近、織田君が留学でお世話になりました。どんどん来てほしいと言っていただきました。


講演はガウス過程に関するもので、Treeを利用した計算負荷の削減など、とてもためになりました。

午前はJaviの発表と司会がバッティングしていたのでco-chairに謝罪してJaviの発表だけで指せてもらいました。


その後、展示ホールへ。なかなかゆっくり見て回る暇がなかったので、スポンサー企業の展示をゆっくり堪能しました。とても面白かったです。恐る恐る「どうでしたか?」とお聞きしましたが、皆様大変好意的な反応を頂きました。感謝。

さて、Closing Ceremonyです。最後のお仕事です。畑中は受賞者の誘導を担当しましたが、場内は常に音が発せられている状況でかなり苦戦しました・・・

まずはIFACオーケストラです。素敵な演奏でした。広島大学の永原先生がエレキギターで参戦しています。


おっと、知ってる人。


太田君、末永君がお世話になり、今度中村君がお世話になるオリバー先生です。

Application Paper Prizeの発表です。プレゼンターは石井先生でした。日本語で「おめでとうございます」と言っていただきました。


黄色がWinnerです。残念ながら受賞には至りませんでしたが、とりあえずベストは尽くして散ったことは約束します。



ステージ降りたら席に戻る暇もなくCompetitionのWinnerをステージに誘導するなど、とてもバタバタでした。

あと、石崎研の西野君がInteractive Paper PrizeのFinalistにノミネートされていました。おめでとうございます!


次回は2026年に韓国釜山にて実施されます。GCのHyungbo含め、友人も多いので何か貢献できればと思っています。


その後、Farewell Receptionが行われました。

韓国の友人たちと。今からビビっていました(笑)。「もう一回、Secretaryやってくれ!」「やるかーーー!!!」との会話がありました。


Gennaroたちと。


お疲れの皆さん。


その他、色々な方々とお話ししましたが、皆さん大変ご満足いただけたようでした。Romeo先生は「過去最高のWorld Congressだ!ガハハ!」的な感じでした。

実行委員会の全体写真です。皆様、大変お疲れさまでした。



では、怒涛の一週間強(いや、一年でしょうか)もこれで終わりです。すべてのイベントで必ず小さなアクシデントが生じていたような気がしますが、、、まあ取り返しのつかないほどのトラブルもなく終えられたと思います。ホッとしました。
※もちろん、すべての記事は私の主観でまとめられたものであって、本当は私が関知できていないイベントがもっとずっとたくさん行われていました。

特定課題研究発表会

樋本君と中村君が特定課題研究発表会で発表しました。

まずは樋本君。タイトルは「水上ドローンKarugamotおよび自動制御システムの構築と軌道追従制御」です。

ロボットを作ったという畑中研としては異例の内容です。
落ち着いた発表で、質疑応答も無難にこなしていました。要するに成果はこちらです。


つづいて中村君です。タイトルは「半自律ロボット群誘導制御におけるステルス型被覆制御」です。

落ち着いた良い発表だったと思います。質問はなかなか回答が難しいものでしたが、なんとか頑張っていたと思います。要するに成果はこちらです。


今回はIFACであまりちゃんとした指導ができませんでしたが、大嶋君・望月君をはじめ先輩方が良く助けてくれました。ありがとうございました。

ホッとした表情です。お疲れさまでした。

Zhiyong Sun先生来研

Mengmouのお友達であるTU EindhovenのZhiyong Sun先生が来研され、セミナーを行っていただきました。タイトルは「Autonomous motion coordination of multi-vehicle systems:  addressing various constraints」です。


CBFとも深く絡む内容で大変勉強になりました。
さて、いつも通りSkyでデモです。ここからセビリア大学のJaviとElenaも参加です。Elenaは7月いっぱい、Javiは8月いっぱい滞在予定です。もっと早く色々やるべきでしたが、なにせIFACが・・・。ここからは学生にお任せです。



皆さん、大変感動して頂きましたが、PCが一台壊れた説があります。

もう定常運転でAquaも紹介します。


Mengmouもなんか遊んでます。


こちらも「Impressiveだ!」と言っていただきました。


ご来研、ありがとうございました。

2023年7月16日日曜日

IFAC World Congress Yokohama (3)

7/12 Erik先生のPlenary  折金君の日?

水曜は朝からErik Hollnagel先生のPlenary Lectureがありました。


Erik先生は昨年ご病気を患われてしまい、講演もご家族が付き添われる形で行われました。


やはりまだ体調が優れないところもあったのか、1時間の講演が20分ほどで終了してしまいました。でもそこからがすごかった。司会の椹木先生が場を盛り上げ、会場からどんどん質問が投げかけられて、なんと40分もの質疑応答となりました。これで1時間を完走です。なんて言うか、心ならずもご病気を患われた先生を会場全体がIncludeしたのかな?と思うと、ちょっと涙腺を刺激されるものがありました(泣いてはいませんが)。奇しくもこの日のテーマはD&Iでした。

最後にErik先生が舞台中央までゆっくり歩かれて、椹木先生と握手した瞬間は大感動してしまいました。


椹木先生、すごすぎます。心から尊敬です。
前代未聞と言えば前代未聞でしたが、最も記憶に残るPlenary Lectureになりました。

しかし、Erik先生とは数か月にわたって大変濃密なお付き合いとなりました。畑中はフライトやホテルの手配、講演のアレンジなど、とにかく来日と講演をスムーズに実現する役目を務めさせて頂きました。正直に言えば、ご体調のこともあって難しいことが大変多かったですが、講演の後は感謝の言葉を頂きましたし、ホテルを出られる際は「是非、最後に対面で御礼が言いたい」と言っていただきました。残念ながらセッションの司会のため、対面は叶いませんでしたが、きっとご満足いただけたのではないかと思います。少し大げさに、このような方をきちんとおもてなしできるのが一流国なのではないかと思います。今回はそれに微力ながら貢献できたような気がして、ちょっとした充実感を覚えました。

さて、昼休みにはMathworksの特別セミナーが行われ、三平先生が工学リテラシーの内容を紹介していました。会場を爆笑させるなど、さすがのプレゼン力でした。


TAである倉林研の折金君も登壇します。彼も笑いを取ってました。素晴らしい!


さて、このころには朝夕のプレナリー・セミプレナリーはメイン会場で仕事をし、その他の時間は展示ホールで企業イベントがつつがなく行われることを確認するという作業が定常化しています。そんなこんなで会場と展示ホールを行ったり来たりしながら一日が終了しました。

この日の夜はMarine Robots Night Festivalがあり、樋本君と大嶋君が参加しました。


実際の川で水上ロボットをお披露目する、市民参加型のイベントです。


そして、なんと東工大チームが優勝したそうです!(優勝とかあるんや!と思ってしまいました。何で競っていたのかいまだに理解してません。ごめん。)
ここでも折金君が賞状を受け取ります。


集合写真も。もちろん、樋本君と大嶋君も左下と右上辺りにいます。


雨の中、大変お疲れさまでした。良かったね。

7/13 Congress Banquet

この日は朝からNext-Gen Faculty Interactive Session(DanielとMengmouの企画?)やら企業セミナーやらで展示ホールに張り付いていました。途中、ちょっとだけ「Control Systems for Climate Change Mitigation and Adaptation: An Urgent Call」に出ました。藤田先生がパネリストとして登壇されていました。


そしてBanquetに。ようやくMartinaとFabrizioとゆっくりしゃべれました。でも、この辺りまで来ると全く「写真を撮る」などという概念が頭から抜けていて、撮り損ないました。途中、席移動してPepeとEmanuelさんのところで飲んでいるところは全体のカメラマンが撮ってくれていたようです。


はてさて、会議もあと一日です。

2023年7月15日土曜日

IFAC World Congress Yokohama (2)

7/11 発表とか諸々

朝のプレナリーは東京大学の合原先生。


ムーンショットのプロジェクト紹介の中で井村研関係者の貢献が大いに取り上げられていました。

さて、午前は畑中もサポートした「Control for Sensing」のセッションがあり、舩田さんが発表されました。Yen-Chenにも久しぶりに会うことができてとても良かったです。


なお、このセッションのときに、過去に藤田研に滞在したRisvanがいたそうです。私を見つけたそうですが、あまりにも忙しそうで声を掛けられなかったとか。いや、それは本当ですぐに展示ホールに赴き、前日の謝罪など。。。

Hanifは会えたそうです。左がRisvan、真ん中は藤田研卒業生のImanです。インドネシアのコミュニティです。Imanのところでは卒業生のWidhiもポスドクとして働いてます。


Imanには最終日に会うことができました。

午後は「New Trends in Human-Connected Control Design for Better Social Acceptance」にて、畑中が発表しました。実はこの論文はApplication Paper PrizeのFinalistにノミネートされていました。というわけで、全力を出さなければならない状況に。


学生に全力を見せるのはなかなか勇気のいることですが、果たしてどうだったでしょうか。個人的には格の違いを見せつけられたと思っています。

さてさて、今回一度目のダブルブッキングです。実は上の発表をしているセッションの裏で「Advanced Control Technology for Industrial Applications」の司会を割り振られていました。というわけで、発表の前に裏セッションの部屋を訪れ、謝罪とともに、抜けることを許してもらって上の発表が成り立っています。
司会セッションでは大月さんが発表しました。


大変立派な発表でした。このセッション、共同研究をさせて頂いている方、させて頂いた方がたくさん参加されており、ちょっとホームゲームのような気持になりました。

なお、司会の最中に明日のプレナリーのErik先生のお付きの方から「指を切ってしまって病院に連れて行ってほしい」との連絡が入る。困っていたところ、ちょうどそのセッションにErik先生を会場までお迎えに行かれた椹木先生の元学生のJAMSSの方がいてくれて、「ちょっと見てきてほしい」とお願いしたところ、快く引き受けてくれて事なきを得ました。いや、助かりました。Erik先生との関係はつぎで。

その間、大嶋君が出場しているMathworksドローンコンペが行われていたようです。システム上の問題でドローンの位置検出がうまくいかず、シミュレータで代替されることになったとか。Winnerとはいかなかったようですが、ここに残っている時点ですごいことだと教えてもらいました。あと、藤田研卒業生の野田君がMathworks社員として働いていたそうです。この辺り、全然写真がありません。


その後Rene Vidal先生のセミプレナリーのときにアナウンス業務担当になっていたのですが、私が前日あまりにも打ちひしがれていたので「代わろうか?」と言っていただきました。でも申し訳ないので自分でやりましたが、眠気と疲れで正直あんまり覚えていません。

そんなわけで、この日はOliver先生たちとの夕食に誘われていたのですが、お断りして泥のように眠りました。


留学した末永君も参加してたみたいです。楽しそうで良かったです。

IFAC World Congress Yokohama (1)

7/9-14の日程でパシフィコ横浜にてIFAC World Congressが開催され、畑中はSecretaryという役職で運営に携わらせて頂きました。
今まで生きてきた中でも、もしかしたら最も長い8日間(準備の2日も含めて)だったかもしれません。

7/8 会議の始まり

この日からWorkshopなど、会議の関連行事が始まりました。スポンサーボードです。色々大変でしたが、多くの企業様にご協賛いただき、感無量です。


また、この日はPresident’s Dinnerが行われました。ナイトクルーズです。
Secretaryとして、参加者を記録する役目を担いました。名簿が風で飛ばされかけて大変でしたが、そんな地味なとこ、もちろん写真には残っていません。


おいしいご飯を頂きました。

7/9 Opening Ceremony

13:30からはGennaroがオーガナイザを務める「Ecologically-Inspired Multi-Robot Systems」に参加しました。最も学会らしかった瞬間かもしれません。



とはいえ、1時間ほど参加したのち、以下のイベントの準備へ。

なんと言ってもこの日はIFAC最大のイベントであるOpening Ceremonyです。
全国ニュースで「自動制御」が明言される日が来るとは。感無量です。
畑中は会場責任者の任務を仰せつかりました。色々書けませんが、大変貴重な経験をさせていただきました。いや、本当に。
このとき、畑中の役目は終わったと思っていたと言う。。。

7/10 皆さん、活躍の日。そして、すべての厄災が降り注いだ日。

朝一はAnuのプレナリーから。まだプレナリーの写真を撮っている元気がありました。。



Anuには後ほど、駅まで連れて行ったり、パスモの買ってあげたりしたところ、大変感謝して頂きました。この辺りのホスピタリティが学生にも浸透しているんだと思いたい。

午前は末永君と大嶋君が「Young Graduate Researchers in Asian Institutes II 」というinteractive sessionで発表しました。まずはショットガントーク。



大きい会場で立派に発表してます。いや、二人とも素晴らしかったです。
その後、展示ホールに移動してポスター発表。大嶋君は望山先生にかわいがっていただいています。


末永君は聴衆を沸かせます。間接的に聞きましたが、望山先生にほめていただいたようです。


司会はなんとFabrizioでして、「much much better than the average!」のお言葉を頂きました。末永君は共著ですが、大嶋君の内容も褒めていたのが印象的でした。
私、ほとんど発表指導をする暇がなかったので、この辺りは完全に学生さんの努力の賜物です。お疲れさまでした。

午後は宮野さんの発表。プレナリーも行われるMain Hallでの発表です。


なんと、ここにこの研究のベースになった当時グローニンゲン大学のMengbin Ye先生も参加しており、大変興味をもって頂いたようです。その後議論も行われることに。こういうのも国際会議の醍醐味ですね。

Student Receptionでは、Student Activity Co-chairのDanielとMengmouが活躍します。想定の二倍以上の参加者があり、大盛り上がりだったそうです。



一方その頃、畑中の周りで多くの火の手が上がり、打ちひしがれることに。。。周りが「担当は畑中」と思っている項目のあまりの多さに愕然としつつ、最悪の一日を終えました。。。この日から、会場と展示ホールを行ったり来たりする日々が始まります。

Robot Zoo Aquaでの演習

春から数年越し(樋本君が2年生のときから)の宿題であったRobot Zoo Aquaでの演習を実施しています。 とりあえず今のところはこちらの想定通りに動いています。 久しぶりになかなか良い実験機に巡り合えたのかもしれません。 良い実験機の定義は こちら 。