2025年11月21日金曜日

大田区起業オフキャンパスプロジェクト

SSS卓越教育院の大田区起業オフキャンパスプロジェクトの打ち上げが行われました。
こちらは大田区に関係する企業等を訪問したり、様々なキャリアパスについての講義を聞き、自身のアイデアをビジネス化するpathを考えるという授業です。なんと、実務者の講師がほぼマンツーマンで相談に乗ってくれるとても贅沢な機会です(考えてみれば、多くの授業は数十名の受講者に対して講師は一人です)。
この講義から実際に起業した学生もいて、そういう人は修了後も講師の先生に相談に乗ってもらっているようです。起業に興味がなくても、他学院の学生とのネットワーキングの場としてもとても有意義だと思っています。実際、打ち上げ(飲み会)は盛り上がります。
もっと履修すれればいいのに。。。

今年は照沼君が履修しました。彼にはなんと二人の講師が付いてくれました。照沼君のアイデア、そして振る舞いはそれ以外の講師の皆様からも大変好評でした。個人的には、積極的に質問していたのがとても素晴らしいと思いました。指導教員として鼻が高かったです。


元指導教員の三平先生と。来年度からこの講義の担当は三平先生から畑中へと引き継がれます。


2025年11月17日月曜日

城野地区住民説明会

環境省プロジェクトで開発を進めてきたシミュレータを使っていただくため、城野を訪れました。

初日は空調シミュレータについて、プロジェクト参画企業の住居設計部門・営業部門の方々に実際にシミュレータを触って頂きました。様々な気付きがありましたが、社会実装のためには工学的なツールを開発するだけではダメで、それを使ってビジネス展開するためのシナリオまで策定しなければならないということが良くわかりました。とはいえ、それは大学の人間には難しいので、実務者の方々ともっとタイトに連携すべきだったのでしょう。テクノロジー主導の設計主義は失敗する、頭ではわかっていたはずですが、なかなか実践は難しいものです。反省しました。この間、大きな企業とも色々話をしてきましたが、今回が一番勉強になった気がします。真剣に議論して頂き、誠にありがとうございました。


次の日は城野地区の住民説明会です。家族連れの皆さんが昼食を食べているところにお邪魔して説明させて頂きました。明らかにこっちが邪魔です。
しかし、まさかこんな体験をする日が来るとは思いませんでした💦。難しかったですが、とても良い経験をさせて頂きました。学会発表など、なんて簡単なんだろうと思いました。


和佐さんも正座でシミュレータを紹介します。


興味をもって頂いた方には学生さんがシミュレーション結果について深く議論します。


聞いてくれなかった人(それが普通です)、聞いてくれた人、色々でしたが、「これ、もっと早く紹介してよ!」と言ってくれた方もいて、感無量でした。

最後は芋ご飯と芋煮を頂いて、仕事は終了です。


いや、とても濃密な二日間でした。なんとなくですが、キャリアを終える日に思い出すことになりそうな気がしてます。この場を提供して頂いた牛房先生、ありがとうございました。

たまには経験してないことをやった方が良いですね。圧倒的に勉強になります。

2025年11月10日月曜日

スウェーデンご一行来研

2018年ごろに藤田研に滞在したDavidWASPという枠組みでスウェーデンの複数の大学に所属する7名のPhD学生とLund大学の2名の教員を引き連れて来研しました。
そこで、三平研、早川研、倉林研の学生さんにもご協力をお願いし、ワークショップを開催しました。

まずは畑中から新大学について説明しました。今年、Chalmers大学から研究室に滞在していたオスカーに触れたスライドです。教員の二人から「Lundとも提携を結ぼう」と冗談とも本気とも言えないコメントを頂きました。いや~、しかるべき方に言っていただかなければ・・・


会場の様子。


つぎに、本学の学生さん(?)がショットガンプレゼンを行います。

Guo。まあポスドクですが。


路君。まあポスドクですが。


中村君。学生です。


照沼君。学生です。


あと、早川研2名、三平研1名、倉林研1名の学生さんにも発表頂きました。写真撮ったのですが、一応載せないでおきます。でも、以下、一部写ってしまっているのは許してください。
それから事前に伝えてなかったですが、飛び込みで樋本君にも発表してもらいました。

そして、Interactive Sessionへ。


Guoが説明してます。


中村君と照沼君も頑張ってます。


コーヒーを振舞ったのが好評で良かったです。

つづいて、攻守交替。Volker先生からWASPの紹介を頂きました。
研究フィールドを構築しているのは卓越に近く、こういう海外渡航を含むのはASPIRE的で面白かったです。


Shotgunの様子。


Davidは水中ロボットの研究を紹介してました。


小型衛星の協調制御の研究も。どっかで聞いたような。
Davidとテストベッドを共有しているそうです。


その後、Interactive Sessionへ。


本学の学生さんも活発に議論していて、偉いなーと思いながら見てました。
とても良かったと思います。

みんなでつばめテラスで昼食。この際、午前の部屋の片付けをしてくれた学生にも感謝です。あ、Ireneにも参加してもらいました。



午後は実験デモへ。Skyの通信がつながらないということで、今回はAquaから。
樋本君が説明してくれてます。楽させてもらいました。


大石君もサポートしてくれてます。


円形フォーメーションを操作する様子。


壁回避実験を体験。結構、楽しんでくれてました。


記念撮影。


本物やっているDavidがどう言うかな?と思いましたが、「研究するならこれで十分。本物はお金も時間もかかりすぎる」とのことでした。とはいえ、本物やっている人は尊敬しますけどね。

そして復活のSkyへ。ルーター再起動したら復活したそうです。
Davidは山内さんがシステムを作っていたのは見たそうですが、ここで実験が動くのを見るのは初めてとのことでした。

いつもの被覆制御の様子。


多角度撮影型も。


リアルタイム復元の様子。


今回は門田さんの実験も初披露となりました。うまく動いてましたし、突然説明をお願いしましたが、そつなくこなしていました。


こちらも記念撮影。


最後はDavidが以前滞在した南5号館でWrapUpです。
その前に、キャンパスからうっすらと富士山が見えたため、撮影大会が行われていました。

Lundグッズ、KTHグッズなどを頂きました。
ScienceTokyoグッズも用意しておくべきだったか・・・失敗。
でも、皆さんとても楽しんでくれたようで頑張ったかいがありました。



きちんとご満足いただける内容を提供できて、ひそかな満足感を覚えました。
今回は成功だったと言わせてください。
学生、ポスドクの皆さん、ご協力ありがとうございました。
他研究室の皆様もありがとうございました。

2025年11月8日土曜日

新入生歓迎バーベキュー

遅ればせながら、新メンバーのIrene、江嶋君、西宮君、南出君の歓迎会を開催しました。
Ireneはもう帰国の方が近いくらいですが。。。


田中君が積極的に英会話してて偉いと思いました。さすがドクター。イタリア渡航も日程が決まって、いよいよ国際の場にチャレンジですね。
西宮君もちょっと英会話してたように見えました。少しずつ頑張ってください。

昨日、English Harassmentという言葉があると聞きましたが、調べてみるとそんな言葉なさそうです。だと思った。そんなこと言ったら留学生はずっと寂しい思いで生きていかなければならなくなる。

2025年11月6日木曜日

one-day school

SSS推進コンソーシアムのone-day schoolを開催しました。
4社のコンソ参画機関からご参加いただき、大石君、滝沢君、阿部(匠)君、伊藤君がTAで頑張ってくれました。

内容は「ROS2の使い方」です。
朝から夕方までコードを書きながら実習します。



最後は、ROS2上で構築した我々の実験を紹介します。
Skyから。


Aquaも。


全部うまく動いていたように思います。

ご参加の皆様もTAの皆さんも朝から大変お疲れさまでした。
慣れないプログラミングに奮闘されている方もおられ、やや申し訳ない気持ちにもなりましたが、何かお役に立ちますと幸いです。

おかげで研究室のROS教育カリキュラムができ上りました。TAの皆さんありがとう。
終了後、TAの4人と打ち上げに行きましたが、その帰りに樋本君と某OBが飲んでいる場面に遭遇しました。眠すぎて畑中は帰りましたが、TAの4人は合流して22:30まで飲んでいたそうです。若いっす。

2025年11月5日水曜日

Suhono Harso Supangkat先生来研

SSS グローバルフォーラムに合わせてバンドン工科大学のSuhono Harso Supangkat先生が来研されました。
バンドン工科大学といえばHanifの出身大学ですし、藤田研時代には複数の博士学生がこちらから来てました。



この日は爆破予告などありまして、ミーティングの実現が危ぶまれましたが、なんとか開催することができました。

2025年11月2日日曜日

第68回連合講演会

名古屋大学で連合講演会があり、畑中、中村君、阿部君、伊藤君が参加しました。

まずは伊藤君が「レプリケータダイナミクスを用いたマルチUSVの分散経路割り当て」というタイトルで発表しました。落ち着いた良い発表だったと思います。
3つほど質問も頂きました。感謝。



阿部君は「3次元復元のための半自律ステルス型被覆制御」について発表しました。
ちょっと緊張していたのかな?まあ初々しくて良いと思います。
こちらも3つほど質問頂きました。こちらも感謝です。



中村君は「半自律ロボット姿勢制御系における人間モデリングと受動性解析」について発表しました。はじめ「声小っちゃ!」と思い、(研究室としては6年で2回も同じ失敗をしてましたので)「3回目か・・・orz」と思いましたが、マイク持たせてくれたタイムキープの学生さんに助けられましたね。でも発表自体は良かったです。
都市大の野中先生の質問は自分の考えていたことと同じ過ぎて本当にびっくりしました。しかし、中村君の回答は正しかったです。



皆さん、お疲れさまでした。それぞれに成長の糧としてもらえればと思います。

関係ないですが、山本由伸選手すごすぎますね。
同じ備前市出身として、今日ほど出身地を誇らしく思った日はありません。

あ、照沼君、阿部(瑛)君、阿部(匠)君は直前のCPHS合宿にも参加してました。

大田区起業オフキャンパスプロジェクト

SSS卓越教育院の大田区起業オフキャンパスプロジェクトの打ち上げが行われました。 こちらは大田区に関係する企業等を訪問したり、様々なキャリアパスについての講義を聞き、自身のアイデアをビジネス化するpathを考えるという授業です。なんと、実務者の講師がほぼマンツーマンで相談に乗って...